自律神経を整えるうえで大切にしたい「安心できる感覚」

「自律神経を整えましょう」

よく聞く言葉ですが、
整えることを考える前に、
ひとつ大切にしたいものがあります。

それが、
安心できる感覚です。

体が安心を感じられないままでは、
整えようとしてもうまくいかないことがあります。

安心は、頭ではなく体で感じるもの

「大丈夫」と頭で理解していても、

  • 胸がざわざわする
  • みぞおちが硬い
  • 呼吸が浅い

そんな状態が続くことがあります。

これは、
体がまだ警戒を解いていないサインかもしれません。

安心は、
理屈だけでなく、体の反応としてあらわれることがあります。

安心できる感覚とは

たとえば、

✔ 呼吸が深くなったと感じる
✔ お腹がやわらかくなる
✔ 肩の位置が少し下がる
✔ 体があたたかい

難しいことではなく、そんな小さな変化です。

「ふっと力が抜けた」
その瞬間を、安心と呼んでもいいのだと思います。

順番が少し違うこともある

整えば安心できる、
と感じることもあります。

けれど実際には、

安心できる状態が土台になると、
体は少しずつ整う方向へ動きはじめます。

体が安全だと感じられたとき、
自律神経は自然とバランスを取り戻していきます。

耳の症状との関係

耳鳴りやめまいが続くと、
体は小さな緊張を抱えやすくなります。

その緊張が続くことで、
内耳の環境が揺れやすくなることも考えられます。

安心できる時間が少し増えるだけで、
耳の感じ方がやわらぐことがあります。

大きな変化というよりも、
揺れ幅が小さくなるような変化です。

まとめ

自律神経を整えていくために、
「安心できる感覚」を取り戻すことも
大切にしています。

それは、
無理にがんばることではなく、
体が自然とゆるみやすい条件を整えること。

その積み重ねが、
安定につながっていくと感じています。

この記事を書いた人

難聴・耳鳴り・耳づまり・めまいなどの耳の症状や、
自律神経の乱れからくる不調を中心にご相談をお受けしている鍼灸師。

今つらい症状への施術と、
日々の過ごし方やセルフケアの両面から、体の状態を見つめています。

耳だけを見るのではなく、
体や心にかかっている緊張にも目を向けながら、
お灸を軸に少しずつゆるみやすい状態へ整えることを大切にしています。

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