
顔面神経麻痺でご相談いただいた方のお悩み
- 突然顔が動かなくなり、生活に支障がある
- 思うように表情が作れないため、人と会うことが億劫
- 顔の動きが固まってしまっている
- 少しずつ改善はしているが、動きの違和感が続いている
- 時に口の周りや目の周りの動きが悪いことが気になる
……など

日常生活のさまざま場面でのストレスが重なり、なかなか眠れないなどのお話もお聞きします。
顔面神経麻痺を発症する人の傾向は?

顔面神経麻痺で、最も多い(50%強)のは、「ベル麻痺」と呼ばれるものです。
誘因は何も思い当たることがない場合も多いのですが、寒冷刺激、過大なストレス、疲労、風邪、妊娠などが引き金となっていることや高血圧、糖尿病、動脈硬化などが背景にあることもあります。
顔面神経の栄養血管の低酸素状態などによる障害などが推測されています。
若い人や高齢者でも起こり、性差もありませんが、全体でみると40代からが最も起こりやすい症状です。
ホルモンバランスがくずれて自律神経の乱れやストレスを感じやすくなっている方、首肩こりや背中の張りが長年続いている方は、顔面神経麻痺を起こしやすい状態になっていると考えられます。
顔面神経麻痺でお悩みの方の”共通点”とは?

首肩や背中の緊張が強い方が多くなっています。
座り仕事や運転時間が長いお仕事をされている方は、ふくらはぎの血流も滞りやすくなっており、その影響が首肩や背中にまで及んでいることもあります。
加えて、あまり眠れていない、疲れが取れない、内臓の調子が不安定など、心と身体の緊張が取れにくい状況にある方も少なくありません。

顔面神経麻痺の症状がある方には、首肩コリや背中の張りをやわらげるときに使うツボを中心にお灸や鍼を行い、身体の状態を整えます。
特に首は非常に繊細な部分であるため、強く刺激してしまうと、より緊張が高まり、逆効果になってしまう場合があります。
当院では、やさしいお灸と少数鍼のやわらかな刺激で、より効果的に首の筋肉を緩めていきます。
場合によって、お顔への施術も行いますが、その際もやわらかな刺激で行います。
顔面神経麻痺の原因は顔面神経の何らかの障害、
首肩こりや背中の張りも関係している?
顔面神経麻痺は、何らかの障害で、顔の筋肉を動かす神経に麻痺が起こる病気です。
麻痺の程度や原因の違いによって、さまざまな症状や後遺症が出てきます。
外傷、手術時の損傷、神経の腫瘍が原因の場合もありますが、多くは「ベル麻痺」や「ハント症候群」と呼ばれるものです。
突然、何の前触れもなく発症するタイプの顔面神経麻痺が「ベル麻痺」とよばれ、顔面神経麻痺の50%強を占めます。
顔面神経麻痺の発症の前または後に帯状疱疹が耳に現れるケースがあり、これが「ハント症候群」です。
ハント症候群ではしばしば、耳全体が赤く腫れあがったり、耳の後ろの部分に強い痛みが伴ったりします。
内耳神経も同時に侵されることがあるため、めまい、歩行時のふらつき、難聴を伴うこともあります。
顔面神経麻痺の約14%はハント症候群と言われています。
顔の表情は、30種類以上ある表情筋によって生み出されます。
表情筋には顔面神経が枝分かれして、それぞれの筋肉の動きをコントロールしています。
そのため、その顔面神経が麻痺をしてしまうと、表情筋をコントロールすることができなくなり、思うように顔の筋肉が動かせなくなってしまいます。
顔の右半分、左半分のどちらか一方にのみ症状が出ることがほとんどです。
また、顔の神経は涙腺・鼻腺・涙腺にも働きかけるため、麻痺することで涙や唾液の分泌が減ったり、麻痺を起こした側の舌では味覚を感じなくなったり、シビれたりする症状が出ることもあります。

※顔面神経は、耳介の下方やや前よりの耳下腺を通り抜け枝分かれして,顔の表情を作る顔面部の筋肉(前頭筋,眼輪筋,口輪筋など)を運動神経として支配しています

※首肩のこりが、顔面神経への血流流入を妨げてしまっていることも

首肩こりは、顔面部の動きとの関係も深く、首こりの緩和とともに、動きに変化が見られることが多い印象です。
顔面神経麻痺の一般的な治療方法
※顔面部の動きに違和感がある場合、できるだけ早めの耳鼻咽喉科受診をお勧めします。

- 内服薬
- 入院加療
- 注射や点滴
- 手術
- 生活習慣のアドバイス
医療機関だけではとりのぞけない問題を
お灸はり院 ともるがサポート
医療機関だけではとりのぞけない問題をお灸はり院 ともるがサポート
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「このまま改善しないのでは…」と
不安な気持ちを引きずらないために
「このまま改善しないのでは…」と、不安な気持ちを引きずらないために

血流改善やリラックス効果が期待できるお灸や鍼で、首肩こりや背中の張りを緩和し、顔面部の血行を促すことで、顔面神経麻痺の改善に向けてお力になれる可能性があります。
”お灸はり院 ともる”で行うお灸の施術内容は?

お灸と聞くと、子どものころ悪いことをしたときの「お灸をすえる」といった言葉や「熱い」「跡が残る」といったイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
やり方によっては、確かにそのイメージ通りのこともあるのですが、お灸はり院 ともるで行うお灸は、お肌に直接お灸を据えないため、やけどの心配もなく心地よい温熱刺激(約40℃)だけが体に伝わります。
ひとつひとつのお灸を手でひねりますので、より繊細な熱感の調整も可能です。
一般的なお灸のイメージ

お肌に直接お灸を据えるため、熱感が強くやけどのリスクあります。
お灸はり院 ともるで行うお灸

お肌に紫雲膏(お灸で使用する軟膏)を塗り、その上にお灸を据えるため、やけどのリスクを下げながら熱感を緩和・調整が可能です。

やけどの心配がないため、施術中はウトウトしてしまう患者さんもいらっしゃいます。ほんのり温かいお灸のリラックス効果を体感してください。
その他、ご利用の方の状態に合わせて、「棒灸」や「炭灸」といった種類のお灸も使用します。
いずれのお灸も肌に直接据える種類のお灸ではなく、また、熱感も調整しながら行いますので、やけどの心配はありません。
”お灸はり院 ともる”で行う鍼の施術内容は?

めまいや耳鳴り、肩こりなどの症状があった場合、腕や脚(足)に体の反応がでる場合があります。
そのため、体を整える目的で、お灸とあわせて腕や脚の反応点(ツボ)に鍼を行います。
使用する鍼は髪の毛よりも細い鍼(太さ:0.1~0.2㎜)

使用する鍼は髪の毛ほどの太さ(0.1〜0.2㎜)で、一般的な注射針の2〜4分の1程度の太さです。
また、注射針とちがい血管に刺さないため、出血リスクもすくなくなります。
太さ | |
鍼施術で使用する鍼 | 0.1~0.2㎜ |
一般的な注射針 | 0.45~1.25㎜ |
施術中に使用する鍼の本数は2~5本

鍼を刺す本数が多いと体に強い反応が出てしまう場合があり、疲れやストレスが原因となる症状では、かえって逆効果になりかねません。
そのため、お灸はり院 ともるでは、使用する鍼を2〜5本としております。
一般的な鍼治療では、10本以上刺すケースもめずらしくありません。
ご利用前の確認事項
- 発熱や悪寒がある
- 急な症状(目や口が閉じれない、顔の動きが悪いなど)であるが、まだ病院に行っていない

上記に当てはまる方は、お灸はり院 ともるをご利用前に医療機関の受診をおすすめいたします。受診を迷った場合は、LINEよりお灸はり院 ともるへご相談ください。
施術料金のご案内

初回(約80分) | ¥8,300 |
2回目~(約50分) | ¥6,300 |
初回時は、施術時間とは別に問診と説明で30分ほどお時間をいただきます。(合計:約80分)
なお、最終ご利用日より12か月以上の期間があいた場合、初回扱いとなりますので、あらかじめご了承願います。
初回通常 8,300円 → 7,300円
初回通常 8,300円 → 7,300円
ご利用の流れ

受付後、問診表へご記入いただきます。

ご記入いただいた内容をもとに、症状が出た経緯や現在のお悩みを確認いたします。
不安に思っていることがあれば、遠慮なくお伝えください。


検査を行い、考えられるお悩みの原因お伝えいたします。あわせて、お灸はり院ともるで行う施術の目的を説明いたします。


体の状態にあわせた施術を行います。
「熱い・痛い」と感じた場合は、遠慮なくお伝えください。

お会計と合わせて、日常生活におけるアドバイスをお伝えいたします。
会計終了後は、必要に応じて次回の予約をご提案いたします。通院をご希望される場合は、お伝えいただければ幸いです。
よくあるご質問
施術者紹介

施術者:佐藤 廉(さとう れん)
所有国家資格:鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・栄養士
このたびは”お灸はり院 ともる”のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。私(佐藤)のくわしい経歴については、以下のページよりご確認いただけます。
アクセス

【住所】
〒981-0915
宮城県仙台市青葉区通町
2-3-11若生ビル102
【電話番号】
050-3696-1741
【受付時間】
月~金曜:10時~19時
土日祝:10時~17時
(不定休)
完全予約制