耳鳴りが静かな時ほど気になるのはなぜ?

静かなときに耳鳴りが目立つ理由

日中は、周りの音に気が向いていて、耳鳴りをあまり感じずに過ごせることも多いですよね。
でも、夜や静かな場所にいると、ふと耳鳴りが気になってしまうことがあります。

静かな場所で読書を楽しみたいのに、耳鳴りが気になってじっくり読めない……
そんなお話を伺うこともあります。

これは、背景音が少なくなると、脳が耳鳴りの音に意識を向けやすくなり、
いつもより大きく感じてしまうためです。
「音がないと耳鳴りが目立つ気がする」と感じるのは、ごく自然なことなのです。

中枢感作と心理的要因 : 脳と心が耳鳴りを強めることもあります

脳の反応のイメージ

耳鳴りは耳だけの問題ではありません。
脳も大きく関わっています。
特に静かな環境では、脳が耳鳴りの信号を受け取りやすくなり
実際より大きく感じてしまうことがあります。

また、耳鳴りが続くことで「また鳴っている…」と意識が向き、
不安や緊張が生まれることもあります。
こうした心理的な反応が、さらに耳鳴りを目立たせる悪循環につながることもあるのです。

日常でできるちょっとした工夫

少し音を流すイメージ

耳鳴りが気になるときは、無理に我慢しようとせず、
少し工夫するだけで気になる程度が変わることがあります。

  • 夜や静かな環境では、ラジオやホワイトノイズなど、軽い音を流してみる
  • 深呼吸や軽いストレッチで、体の緊張をゆるめる
  • 「耳鳴りがあるのは自然なこと」と理解する

こうした小さな工夫が、耳鳴りによる不安を和らげる手助けになります。

当院の鍼灸施術でのサポート

とはいえ、気になってしまってやりたいことができない状態が続いたり、
睡眠に影響が出てきたりする場合は、少し行き過ぎた状態だと考えられます。

当院では、耳鳴りでお悩みの方に向けて、
体と神経のバランスを整える鍼灸ケアを行っています。
一人ひとりの状態に合わせ、無理のない方法で緊張を和らげながら、
耳鳴りによる不安を少しずつ軽くしていくお手伝いをしています。

日常の工夫をしても耳鳴りの不安が続くときや、
自分でいろいろ試してみたけれど効果を感じにくいと感じることがありましたら、
お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

難聴・耳鳴り・耳づまり・めまいなどの耳の症状や、
自律神経の乱れからくる不調を中心にご相談をお受けしている鍼灸師。

今つらい症状への施術と、
日々の過ごし方やセルフケアの両面から、体の状態を見つめています。

耳だけを見るのではなく、
体や心にかかっている緊張にも目を向けながら、
お灸を軸に少しずつゆるみやすい状態へ整えることを大切にしています。

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