【更新】耳・自律神経のコラム    一覧を見る

深呼吸の前に、整えておきたいこと

自律神経を整える方法として、
よく「深呼吸」がすすめられます。

呼吸はたしかに大切です。

けれど、

「深く吸おうとしても、うまくできない」
そんな感覚はありませんか。

それは、やり方の問題ではなく、
体の状態がまだ整っていないだけかもしれません。

中央がやや圧縮され、徐々に広がる抽象イラスト。体のゆるみから整いへ向かう流れを表現

呼吸が入りにくい体の状態

みぞおちが硬い。
顎に力が入っている。
首がこわばっている。
足元が冷えている。

こうした緊張があると、
胸やお腹が十分に広がりにくくなります。

そのまま「深呼吸をしよう」とすると、
かえって力が入ってしまうこともあります。

呼吸は、
がんばってつくるというより、
入りやすい状態があってこそ深まります。

先に整えたいのは、体の奥

まずは、

  • みぞおちがやわらぐ
  • お腹に余分な力が入っていない
  • 顎が静かになっている

そんな状態に近づくこと。

体の奥が少しゆるむと、
呼吸は自然と変わりはじめます。

無理に「整えよう」としなくても、
ゆっくり広がっていくことがあります。

呼吸が変わると

深い呼吸の感覚が少しつかめると、
自律神経も調整しやすくなります。

そこから、

  • 眠りの質
  • 朝の目覚め
  • 冷えの感じ方

が少しずつ変わってくることがあります。

順番は、

呼吸を整える からではなく、
体をゆるめる → 呼吸が深まる → 整いやすくなる

という流れになることもあります。

まとめ

深呼吸は大切です。

でも、
その前に大切なのは、
呼吸が入りやすい体の状態をつくること。

整えるとは、
無理に変えることではなく、
整いやすい土台を育てることかもしれません。

そこから、
自律神経も少しずつ整いやすくなっていきます。

この記事を書いた人

難聴・耳鳴り・耳づまり・めまいなどの耳の症状や、
自律神経の乱れからくる不調を中心にご相談をお受けしている鍼灸師。

今つらい症状への施術と、
日々の過ごし方やセルフケアの両面から、体の状態を見つめています。

耳だけを見るのではなく、
体や心にかかっている緊張にも目を向けながら、
お灸を軸に少しずつゆるみやすい状態へ整えることを大切にしています。

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