【更新】耳・自律神経のコラム    一覧を見る

症状だけを追わない施術が必要なときもあります

やわらかな層が重なる風景。症状の奥にある体の状態をイメージ

「この症状をどうにかしてほしい」

そう思うのは、とても自然なことです。

耳鳴りやめまいがつらいとき、
その症状が少しでも軽くなれば…と願うのは当然です。

けれど、ときに
症状だけに働きかけても、
変化が安定しにくいことがあります。

症状は体からのサインかもしれません

耳の症状が出ているとき、

体では

  • 緊張が続いている
  • 呼吸が浅くなっている
  • 冷えが抜けにくい

といった状態が重なっていることがあります。

症状は、その結果として
あらわれていることもあります。

一時的に楽でも、戻ってしまうとき

刺激を入れて
その場で楽になる。

それ自体は悪いことではありません。

けれど、

時間がたつと戻ってしまう。
揺れが大きいまま。

そういう場合は、
体の土台がまだ整いきっていないのかもしれません。

土台を整えるということ

土台とは、

  • 呼吸の深さ
  • 緊張の偏り
  • 安心できる感覚

そうしたものです。

ここが少しずつ整ってくると、
症状の出方そのものが
変わってくることがあります。

すべてが当てはまるわけではありません

もちろん、
内耳の状態や炎症など、
ほかの要因が関係していることもあります。

だからこそ、
症状だけを見るのではなく、
背景も含めて考えていきます。

まとめ

症状を無視するわけではありません。

ただ、
症状の奥にある体の状態にも
目を向けていく。

そのほうが、
長い目で見たときに
安定につながることがあります。

それが、
当院が「症状だけを追わない」と
考えている理由です。

この記事を書いた人

難聴・耳鳴り・耳づまり・めまいなどの耳の症状や、
自律神経の乱れからくる不調を中心にご相談をお受けしている鍼灸師。

今つらい症状への施術と、
日々の過ごし方やセルフケアの両面から、体の状態を見つめています。

耳だけを見るのではなく、
体や心にかかっている緊張にも目を向けながら、
お灸を軸に少しずつゆるみやすい状態へ整えることを大切にしています。

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