休んでいるのに疲れが取れないのは、なぜ?

「ちゃんと休んでいるのに、疲れが抜けない」
「寝ても回復した感じがしない」

耳鳴りやめまい、自律神経の不調がある方から、
よく聞く言葉です。

休んでいるはずなのに、
どうして体は回復しないのでしょうか。

疲れが抜けない様子の女性

休む=回復、ではないこともある

体が回復するためには、
“副交感神経”が働く必要があります。

副交感神経は、

  • 呼吸が深い
  • 筋肉の緊張がゆるんでいる
  • 心拍が落ち着いている

といった状態で働きやすくなります。

横になっていても、

✔ 頭の中が忙しい
✔ 体に力が入っている
✔ 呼吸が浅い

と、体は十分に休めていないことがあります。

緊張が抜けきらない体

耳の症状が続くと、

「また悪くなるのでは」
という不安が無意識に続きます。

すると、

  • 首や肩のこわばり
  • 食いしばり
  • みぞおちの硬さ

が抜けにくくなります。

体は“警戒モード”のまま、
完全には休めていないのです。

睡眠の質も影響する

睡眠時間は足りていても、

  • 途中で何度も目が覚める
  • 眠りが浅い
  • 夢が多い

といった状態では、
深い回復が起こりにくくなります。

自律神経が揺れていると、
こうした状態が起きやすくなります。

寝ても寝たりない様子の男性

回復に必要なのは「安心できる状態」

疲れが取れないとき、
足りないのは“休む時間”ではなく、

✔ 力が抜ける感覚
✔ 深く呼吸できる状態
✔ 体が守られている感覚

かもしれません。

体が「もう大丈夫」と感じられたとき、
回復は進みやすくなります。

まとめ

休んでいるのに疲れが取れないのは、
体がまだ、
緊張を手放しきれていないだけかもしれません。

耳の症状と同じように、
疲れも体からのサインです。

まずは、
緊張が続いている場所に気づくこと。

そこから整えていくことで、
少しずつ回復の質が変わってくることがあります。

この記事を書いた人

難聴・耳鳴り・耳づまり・めまいなどの耳の症状や、
自律神経の乱れからくる不調を中心にご相談をお受けしている鍼灸師。

今つらい症状への施術と、
日々の過ごし方やセルフケアの両面から、体の状態を見つめています。

耳だけを見るのではなく、
体や心にかかっている緊張にも目を向けながら、
お灸を軸に少しずつゆるみやすい状態へ整えることを大切にしています。

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